日  誌

スケジュール
1月12日(土) ■ソウル・ワーカーズユニオン(福祉労働者連帯ユニオン)新年旗開き
とき◆19時~ 「リサイクルショップ街」をお借りします 
ソウル・ワーカーズ・ライブ/委員長あいさつ/分会からの報告と決意/来賓あいさつ など
★闘う仲間の参加歓迎! 会費1000円(予定) 事前に連絡をお願いします
2008年1月②


1月9日(水)
昼食はパン フレンチトースト風パンの耳・苺のせ
菊地靖枝・練馬区議が来ました 夕食はイカと里芋煮
新作・揚げ鱈のレタスあん掛け 昨日に続き、砂肝・レンコン炒め メインは三里塚・自然薯のスイトン
神保さんの漬物
← 飼い主が起訴されたので、

近々、里子に行くシド。

一ヶ月の短い付き合いでした。

元気でな。


夕食会後、

福祉労働者連帯ユニオンの会議 →
 今日の毎日新聞の文化欄に雨宮と高橋の対談が載っていました。

 今の青年労働者の状況は、小林多喜二の蟹工船と同じ状況と2人ともいっていま す。さらに大学でも蟹工船を学生に読ましても、これは現代の状況と同じだとの反応だそうです。

 まさに、青年労働者が「生きさせろ!労働運動で革命!」という主張が全く正しいと思わせる内容です。40才代以上の人で「現在は蟹工船と同じ状況」と感 じている人は少ないと思いますが、20代30代は違うのです。
是非読んでみてください。 それから新しいビデオをアップしています。 http://www.k-center.org/dc-info/19860215suto.wmv http://www.geocities.jp/dorosien28/video/06.htm http://www.geocities.jp/dorosien28/index.html

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動労千葉を支援する会
住所: 千葉市中央区要町2-8 DC会館
電話: 043(202)7820
Eメイル: http://jp.f35.mail.yahoo.co.jp/ym/Compose?To=dc-info@deluxe.ocn.ne.jp&YY=45911&order=down&sort=date&pos=0

格差社会:08年の希望を問う 高橋源一郎さん・雨宮処凛さん対談

 「格差社会」なる言葉が、すっかり定着した現代の日本。学者が現状を打破しようと「希望学」を提唱しても、フリーターは「希望は、戦争」と反発する。学生運動や肉体労働を経てデビューした高橋源一郎さんと、今やフリーターら若年貧困層の代弁者となった雨宮処凛さん。08年年頭、2人の作家が、希望のありかを探った。【構成・鈴木英生、写真・三浦博之】

 ◇プロレタリア文学が現実に--雨宮さん/暗さにユーモアを対置する--高橋さん

 高橋 今の時代は、明治に社会が戻った気がします。石川啄木は1910年に「時代閉塞(へいそく)の現状」で当時の若者について「彼等の事業は、実に、父兄の財産を食ひ減(へら)す事と無駄話をする事だけである」と書いている。内容が、07年に話題になったフリーター、赤木智弘さんの論文「31歳フリーター。希望は、戦争。」とまるで同じなんですね。

 雨宮 昭和初期の作品ですが、たまたま昨日、『蟹工船(かにこうせん)』を読んで、今のフリーターと状況が似ていると思いました。

 高橋 偶然ですが、僕が教えている大学のゼミでも最近読みました。そして意外なことに、学生の感想は「よく分かる」だった。僕は以前、「昔はプロレタリアというものがいたんだ」と、この小説を歴史として読んだけれど、今の子は「これ、自分と同じだよ」となるんですね。

 雨宮 プロレタリア文学が今や等身大の文学になっている。蟹工船は法律の網をくぐった船で、そこで命が捨てられる。

 高橋 そう、よく読むと、今で言う偽装請負なんだよね、あの船は。

 雨宮 蟹工船がリアルに感じられるほど、今の若い人の労働条件はひどい。派遣で働いて即ネットカフェ難民になる例もある。今の貧困層には、いつどん底に落ちるかわからない不安があります。アパートも敷金礼金ゼロの安い物件だと、家賃滞納があればすぐ追い出され、ホームレスになってしまう。こないだも、仕事を辞めてそのままホームレスになった元正社員に会いました。バイト先もなく、親がいないから帰る場所もなくて2週間飲まず食わず。ミックスナッツだけで10日間暮らした人もいます。友達も貧乏で、友達の家に転がり込んだら二人で一気にホームレスになったり。

 高橋 僕を含めた上の世代の多くは、日本にこんな貧困層がいると実感できないのかもしれません。当事者の声を聞いても、「大げさだ。そこまで貧乏になるはずがない」との思いこみで否定してしまう。僕だって最初は、雨宮さんの話をプロパガンダの一種ではないかと思っていたんです。プロパガンダは、1を「10だ!」と主張する。そのつもりで読んでいたら、実は「1が1」の話だった。相当多数の人間が「絶対的貧困」に陥っていたんですね。

 雨宮 高橋さんは、その「大げさだ」という発想からどうやって抜け出たんですか?

 高橋 僕自身1970年ごろから約10年間、肉体労働者をしていました。特に70~72年には自動車工場の季節労働者でした。夜勤は20時から翌朝8時で、帰っても疲れて何もできない。そういう労働者に「なぜスキルアップをして抜け出ないんだ」と言っても、無理でしょう。でも、その後建設現場で働いた最後のころの給料は日に8000円。1万円を超えた時期もあったと思います。

 雨宮 今の倍近い!

 高橋 なのに物価は上がった。僕自身の経験に照らせば、派遣の境遇もよく理解できる。

 当時の自動車工場では、正社員の方がむしろ絶望していたような気がします。「お前たち季節工は辞められてうらやましい」ってよく言われました。71年ごろ、正社員の一人に「将来の希望は何ですか」って聞いたら、10秒くらい考えて「退職だな」って返事が戻ってきた。希望は定年で退職金をもらうことで、それまでは何も考えないで過ごしていこうということだったんですね。

 雨宮 今は逆で、季節労働者が派遣労働者に「直接雇用だから」とうらやましがられる。退職が正社員の希望だった職場で、直接雇用が派遣社員の希望になっている。そういう職場で年収500万がほしいと。

 高橋 ところで、今のある種の反貧困論は一つだけ問題があって、楽しくないんですよね(笑い)。

 雨宮 確かに……。

 高橋 息苦しい世の中と対決するのに背筋をびしっとしたい気持ちは分かるけど、思想には余裕がないとダメではないでしょうか。たとえばマルクスの書いたものだって、戦闘的だったり論理的なものばかりじゃない。ユーモアがあるものだって随分ある。

 雨宮 今、正規・終身雇用にみんなは落ち着けない状態を前提にして、もっと明るくやる方法もあると思うんです。東京・高円寺では貧乏な若者が「家賃をタダにしろデモ」をやってます。そういう突き抜けた取り組みがある一方、多くの人が開き直れなくてどんよりしている。

 高橋 実際、経済的にも、これからの社会を考えても暗い。けれど、社会によって暗く思わされている側面もある。それに負けてしまうのは、戦略的に見てもよくないでしょう。もちろん、格差を許していいという話ではない。でもネガティブな情勢の正確な認識と、前向きな気持ちは両立します。なにせ、プロレタリアートには失うものがないはずなんですからね。

 ◇リアリズムが帰ってきた--高橋さん/モデルがないという「自由」--雨宮さん

 高橋 ほかにも、希望はあります。最近小説が面白くて、特に中心は雨宮さんと同世代の作家たちです。みんな貧乏くさいし、愚痴が多い。でもリアリズムを貫いている。彼らは厳しい状態に放り出されていて、その中で自分を確立させているから甘えがない。

 雨宮 経済成長の時代は作家で挫折しても社会に戻れたけど、今はホームレスになるしかないので、覚悟が決まってるのかもしれませんね。

 高橋 戦闘的だけどやみくもではなく、豊かではないけれど誰も恨んでいない。彼ら自身は直接、希望を語らないが、世界に立ち向かっている。その構えが他者に向かう場合もあるだろうし、自分だけの仕事になることもある。いずれにせよ、堂々としていると思います。

 雨宮 今の20代に聞くと、中学時代、「これからは10人中2人しか幸せになれない」と教えられたと言うんです。その2人に入ろうとする人もいるけれど、全員が幸せになれないことをおかしいと思う人も増えている。これは希望ですね。ワーキングプアの現場は文学的で、人の生死をかけた言葉に出合ったり、バカみたいな優しさに直面したり。この1年くらい、「こんなに現実が面白いんだ」と打ちのめされてきました。

 高橋 「現実が面白い」はすごいキーワードだね。もちろん、今の現実は厳しく耐え難いものなのかもしれない。でも一方で、これまでは逆に社会全体が現実離れしていたとも言えるのではないでしょうか。戦後すぐの小説にはリアルな苦しみがあったけど、高度成長期以降、抽象的な物語や絵に描いたような恋愛ばかりになった。小説だけでなく全体的に「現実」から遠ざかっていたんです。

 「現実」が貧困と共にUターンしてきた。僕の30代ごろはリアリズムが古ぼけていたけれど、今はそれが面白い。リアルな人間には、境遇が悲惨でもそれをカバーする面白さがある。それが、希望かもしれません。我々は生きている以上、何かリアルなものに触れたいんです。それがネガティブなものであっても。

 雨宮 90年代の日本は、まだ豊かな中流社会と思われていた。私は、その退屈すぎてうだるような平和に窒息しそうだった。当時、私は貧乏だけど、自分が貧乏だと気付くことすらできなかった。それが一番、きつかったんです。今は貧しい人が「自分は貧乏だ」と言いやすい。同じ境遇の人が多いですから。その意味で、90年代より今は「すき間」があるのかもしれない。それに00年代、「どうしたら幸せに生きられるのか」本当にわからなくなりました。それはある意味ものすごい「自由」でもある。それもまた、希望なのだと思います。

 ◆対談を聞いて

 年金問題や食品など、偽装にまみれた昨年のキーワードは、「不安」だった気がする。社会に広がった不安の底流にある安全への希求が、貧困層など「弱者」の社会的排除につながるとの主張に、それなりの説得力を感じた。逆に、貧困層の中心として表象される若年労働者の希望を考えれば、社会全体に必要な希望も指し示せるかもしれない。そんな発想から、今回の対談を企画した。

 そして行き着いたのは、「リアル」と「すき間」に希望を見いだすとの結論である。楽観的過ぎると思う方もいるだろう。だが、この楽観こそ、高橋さんの言う「戦略的な正しさ」ではないか。ここから、今年の議論を始めてみようと思っている。【鈴木英生】

 ◇非正規雇用の増加と賃金低下

 高橋さんが肉体労働者だったころと比べて、今は身分の不安定な非正規雇用労働者が増えた。84年に労働者全体の15.3%だったのが06年は33%。原因の一つに、労働者派遣法(85年制定)による派遣労働者の増加がある。日雇派遣は元々、東京・山谷などの「寄せ場」で事実上認められていたが、同法は段階的に適用範囲を広げて原則自由化した。こうして、派遣労働者の数は86年度の14万人から255万人(05年度)に増えた。また、日雇労働者の日給は一時期1万数千円まで上がったが、今の派遣では6000円程度の人も少なくないという。ちなみに、消費者物価は00年を100とすると、高橋さんが肉体労働をしていた末期の79年は約70だった。

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 ■人物略歴

 ◇たかはし・げんいちろう

 作家、明治学院大国際学部教授。1951年生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』でデビュー。著書に『優雅で感傷的な日本野球』(三島由紀夫賞)『日本文学盛衰史』(伊藤整文学賞)『ニッポンの小説-百年の孤独』など。

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 ■人物略歴

 ◇あまみや・かりん

 作家。1975年生まれ。右翼活動家、パンクロック歌手などを経験。著書に『生き地獄天国』『自殺のコスト』『悪の枢軸を訪ねて』『すごい生き方』『バンギャルアゴーゴー』『生きさせろ!』『プレカリアート』など。

毎日新聞 2008年1月9日 東京朝刊

蟹工船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

[編集] あらすじ

 カムチャツカの沖で蟹を獲りそれを缶詰にまで加工する蟹工船「博光丸」。それは様々な出自の出稼ぎ労働者を安い賃金で酷使し、高価な蟹の缶詰を生産する海上の閉鎖空間であり、彼らは自分達の労働の結果、高価な製品を生み出しているにも関わらず、蟹工船の持ち主である大会社の資本家達に不当に搾取されていた。情け知らずの監督者浅川は労働者たちを人間扱いせず、彼らは過労や病気で倒れてゆく。初めのうちは仕方がないとあきらめる者もあったが、やがて労働者らは、人間的な待遇を求めて指導者のもと団結してストライキに踏み切る。しかし、経営者側にある浅川たちがこの事態を容認するはずもなく、帝国海軍が介入して指導者達は検挙される。国を、すなわち国民を守ってくれるものと信じていた軍が資本家の側についた事で目覚めた労働者たちは再び闘争に立ち上がった。

今週の週刊文春の中刷り広告がスゴイ 福田首相に告ぐ!
奥田碩/「改革のスピードが減速している」
丹羽宇一郎/日本は断崖絶壁に向かってアクセル噴かしている

【緊急】再び、バルブが閉められました(辺野古浜通信)
 8日、午後1時頃 市民ボランティア・ダイバーが背負うタンクのバルブが、那覇防衛局が 委託した業者の潜水作業者によって締められました。

辺野古の調査用パッシブソナー設置を止めていたときのことです。

幸い、現場を目撃していた別のダイバーが、そのことに気がつき、直ち にバルブを開けたため、大きな怪我には至っていないようです。

現在、海上保安庁を呼んでいるところです。 詳細が判れば、下記のブログでご報告するか、もう一度メールさせてい ただきます。

おおかな通信2辺野古情報(旧:辺野古から緊急情報)

バルブ事件続報

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以下現地からの報告文を載せます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日午後1時ごろ、業者の潜水作業員が、市民ダイバーのタンクバルブを海中で閉めるということが再び起こりました。その後の経緯も含め、ご報告します。

海上保安庁の取り調べは午後6時頃まで行われました。業者は「そんなことはしていない」と話していますが、今回は仲間の目の前で行った行為で、しっかり閉まっていたバルブをその場ですぐ開けたため大事には至りませんでしたが、命にかかわる重大事であることに変わりはありません。

沖縄の大多数の住民の思いを無視して、新たな軍事基地建設を強行しようとしている歪みがこのようなカタチで現れたのです。

「午前中、海上で調査機器の設置を止めていたところ、業者の携帯電話に何度も電話が入っていた…」と作業船近くの船からは目撃されています。

まさに埋め立てようとしている辺野古の美しい海を見下ろす米軍基地キャンプシュワブ内の高台のプレハブに、那覇防衛局の職員が陣取り、常時市民と業者を見張っています。作業が予定通り進まないとすぐにそこから作業船上の業者に電話がかかってきます。

今回の事件も、午前中の市民の抵抗に対して、業を煮やした防衛局からの度重なる圧力によって、現場の作業員に過度のストレスが掛かったことが、大きな原因だと考えられます。

バルブを閉めてしまった作業員もまた、国の犠牲者なのです。

今回は、すぐに呼吸が確保され、急浮上なども行わずにすんだため、みんな元気に浜に戻ることが出来ました。ご心配いただいた皆さんありがとうございます。

対応については、今後の事態を見守りながら検討となります。


新年明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。  新年を迎えた東京は暖かなお正月でした。でも、これも地球温暖化のせいか?などと考えると単純に喜んでいるわけにもいきません。地球の自然を壊し資源を奪っているのは資本主義・資本家・資本家階級ではないか!―正月早々もう怒りは爆発です。こんなことではこの1年身体がもたない~。いや、この怒りを力に変えて2008年もがんばろう、と新年の決意を固めています。みなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。力を合わせて戦争(への道)をとめていきましょう! 今日(1/8)は国会まで行って来ました。年末年始に届 ...続きを見る

1月8日(火)
昼食はメギスの干物 豚汁 しそわかめ&ジャコご飯
火曜日恒例、杉並・丸ごと民営化絶対反対、街宣
夕食は、シャキシャキ・コリコリ

砂肝・レンコン炒め



しめ鯖 →
アルツハイマー予防餃子


民営化の現状について少しまとめてみました 2008/01/07 22:10
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」のブログから転載

昨年末に東京西部ユニオン・東京西部労組交流センターなどが集まった学習会で、「杉並まるごと民営化」についての現状を報告しました。そのレジュメを掲載しておきます。興味のある方は参考にしてください。

「杉並まるごと民営化」攻撃の現状
1)スマートすぎなみ計画
・職員定数削減と協働化の推進(2001〜2010年)
職員定数1000人削減目標←07年までで745人達成
協働化60%目標←06年までで51.2%達成
担い手づくり→すぎなみ地域大学
・民営化・民間委託化の状況
学校給食…32/67(小学校18+中学校14)
学校警備(機械)…44/67(小学校26+中学校18)
学校用務…4/67(小学校2+中学校2)→学校業務の包括委託へ
保育園…3/44→給食・用務の個別民託化
図書館…5/13
学童クラブ…2/47→児童館民託へ
清掃…資源ごみ→廃プラ・サーマルリサイクルでさらに推進
*究極の民営化…中学校でのエリート進学塾開講「夜スペシャル」
2)民間事業化提案制度の現状
・08年度以降の実施に向けて6事業の採択決定→別紙
提案31件→審査会付議23件→ヒアリング10件→採択7件
*採択後に1件は提案取り下げ
08年度実施は2件+07年度実施先行モデル事業6件
*自転車等駐車対策協議会でのやりとり
*コールセンター構想と外部評価
・提案事業審査WG報告書(08・11・1)が指摘する今後の課題
「実現可能性・具体性・独自性・費用対効果を兼ね備えた完成度の高い提案事業がなかった」
「現行実施している委託業務を担うことを目的としたと思われる内容の提案があった」
「所管課の所見に、『問題点を指摘する』ことに重点を置いたものが多く見受けられ、区全体として、『どのようにしたら協働で事業を実施していくことが可能か』といった姿勢が、まだまだ不十分」
・「委託業務等モニタリングシステムについて(素案)」が記述する目的
「業務の確実な履行のみならず、サービスの質の維持・向上を図り安全管理を徹底させる」
「区と事業者が認識を一致させサービス水準を上げていくことを目的に…従来から行なわれてきた履行確認や安全管理に関する検査とは異なり、明確な制度として確立していなかった」
3)「杉並まるごと民営化」攻撃を撃ち破ろう
・民間事業化提案制度の現状への山田区政のいらだち
・攻撃の中軸をなす正規職現業職場への民営化・民間委託化の攻撃
・「安全闘争」は反撃の闘いの柱
・特区連07賃金確定闘争から見えてきたもの

現状をこうやってまとめてみると、山田区長がねらっている「杉並まるごと民営化」のためには、学校・保育園・児童館といった子どもたちに関わる業務や清掃事業の民営化・民間委託化がさらに中核的に進められなければならないことがわかります。「杉並区行政サービス民間事業化提案制度」は「まるごと」にとってとても重要な政策とは言えますが、それが中軸にはなりえない(少なくとも現状的には)ということが明らかです。したがって、杉並区の正規職労働者(とりわけ現業労働者)が働く現場での民営化・民間委託化をめぐる攻防が、08年杉並区の自治体労働運動をめぐる最大の問題になるでしょう、そうしなければなりません。2008/01/06 22:07

「がん難民」問題と地域で向き合っていくには 2008/01/05 17:27

『がん緩和ケア最前線』(坂井かをり)を読む。がんの進行・再発で「治療法がない」と医師から言われ、病院から追い出されて在宅療養を余儀なくされる「がん難民」問題について勉強しようと思ったのです。でも、内容はちょっとピンとはずれの本でした。しかし、「がん難民」問題を考えるうえでも、がん緩和ケアをどうとらえるかは重要な課題だと感じました。放射線治療の後遺症でひどく苦しんでいる友人が身近にいるのでなおさらです。

アセス手続きをどう闘うか 普天間代替・辺野古アセス
JANJAN 市民メディア・インターネット新聞JANJAN
アセス手続きの問題点を分かりやすく伝える桜井国俊沖縄大学学長
沖縄県の仲井真弘多・知事は昨年12月21日、米軍普天間飛行場代替施設建設(名護市辺野古沖に予定されている新基地建設)に関する環境影響評価(アセスメント)に対する知事意見を事業者の沖縄防衛局に提出した。「方法書は審議に値せずやり直すべき」としたアセス審査会の厳しい見解からトーンダウンしたその内容は、工期通りに作業を進めたい事業者の恣意的な判断を許す隙を与える政治的思惑を想像させる。

 これに危機感を持った市民団体「平和市民連絡会」主催の環境アセスについての学習会が6日(日)那覇市の教育福祉会館で行われた。新年早々、会場には議員、弁護士その他多くの市民が駆けつけ、この問題への関心の高さを窺わせた。この中で環境アセスの専門家である沖縄大学学長 桜井国俊さんが、「普天間飛行場代替施設の建設阻止に向けて~アセス手続きをどう闘うか~」と題した講演を行った。以下その内容を項目に分けてお伝えする。
熱心に聞き入るフロアーの参加者
●2つのアセス
 今回の事業で埋立部分についてはアセス法(国のアセス)が適用される。1600mの滑走路については県条例にひっかかるため、県条例(県のアセス)を適用する必要がある。県知事意見の提出は県条例では2ヶ月以内と定められているため、スケジュールを遅らせないように滑走路部分については12月21日に提出した。国のアセスが適用される埋立部分については1月21日が提出締め切りとなっている。審査会は埋立部分についての審議をこれまでに終わらせる。知事意見も2段階あるということ。最初にこのことを押さえておきたい。

●知事意見の何が問題か
 12月21日の埋立部分についての知事意見により、知事の見解が見えた。県内移設を容認し、落とし所として沖合い移動へ誘導しようとしている。基地建設=環境破壊はすべきでないという立場からすれば、沖合い移動=県民の意見を聞いたというアリバイ作りは許されるものではない。(記者注:県知事、名護市長らが固執している沖合移動案を県民、名護市民らの多くが望んでいるかはまったく疑問である)

 知事意見で「当該事業に係る方法書手続きは、事業内容がある程度決定した上で、再度実施するべきものと思料する」旨の答申がなされており、事業者においては、このことを真摯に受け止める必要がある(注1)となっているが、間接話法により知事としての意見を述べていない。審査会の答申をトーンダウンさせている。

 結論が玉虫色で明確でなく、防衛局に食い逃げを許すことになる。知事意見の結論部分前段「~当該事業に係る計画の熟度が上り事業の内容が具体化することに応じて、~適宜見直す必要がある」(注2)は、実は限りなく準備書作成に入ってよいといっている。後段で「調査を行う前に、公表等の措置を執る必要がある」と方法書の出し直しを求めているかのように見えるが、前段があることによって防衛局に食い逃げを許すことになる。

●では何をすべきか
 1つ目は1月21日期限の国のアセスに対する知事意見に向けての答申作成において、アセス法28条に基づき、方法書に戻っての手続きを求めるよう、審査会に働きかけること。2つ目は違法な環境現況調査をまず中止するようにとの意見を答申に盛り込んでもらうこと。そして環境現況調査を準備書作成に利用させないこと。そのために県知事が権限を行使して環境現況調査を許可しないことを支援すること。

●大幅な修正
 昨年12月12日に首相官邸で行われた政府と地元が話し合う「普天間飛行場の移設に係る措置に関する協議会」の中で出された設計計画図(図a参照)には、弾薬搭載エリア、3つの洗機場などの新たな計画が追加されていた。これは8月14日に那覇防衛施設局(当時)が示した計画図には無かった。この事業内容の変更をどう捉えるかがポイント。これは最初の方法書とは質的に異なる環境影響が生ずるのだから、「方法書に戻ってやり直せ」というアセス法第28条の事業内容の大幅な質的修正に該当するのだということを言い切る。そしてそれを審査会の答申に盛り込んでもらうことが必要。

 沖縄県環境影響評価審査会のメンバーはとてもがんばっているが、環境アセスの専門家は1人もいない。このことがウイークポイントとなり、アセス法の解釈を県の事務局に握られている。そこを我々がサポートする必要がある。

●環境現況調査はなぜ違法か
 方法書を作成するために事業者に許された現地調査の範囲について環境庁(省)は、「既存分権調査を中心に専門家等へのヒアリング、現地概略調査を加えて、得られた情報を整理することになる」としている。沖縄防衛局が2007年5月18日から強行している環境現況調査は「現地概略調査」といえるか?

 環境現況調査では、辺野古沿岸海域に「海生哺乳類の鳴き声の記録の調査」のためのパッシブソナー(音響探知機)30ヶ所、「海中生物の藻場の利用状況調査」のための水中ビデオカメラ14ヶ所、サンゴ調査のための着床具39ヶ所、海象調査機器29ヶ所、合計112ヶ所、それに加えて夜間に点滅するライトブイ112ヶ所を設置した。これら機器の設置は、「アセス法違反の事前調査は中止せよ」と抗議し非暴力で抵抗する市民を自衛艦(掃海母艦ぶんご)まで投入し威圧して行われた(注3)。

 事業がもたらす環境影響は、事前の立ち入り調査等に伴う環境の撹乱による場合も含む。方法書の洗礼をされずに実施されている総額20億円を超える調査は断じて「現地概略調査」とはいえない。さらに沖縄防衛局は、環境現況調査の調査結果を準備書作成に使用して、2014年建設終了までのスケジュールを消化しようと画策している点も見逃せない。
図a 飛行場施設の配置計画
講演後の質疑応答では、「環境現況調査が違法であれば、法的な対抗手段に訴えることはできないのか?」「訴訟を起こす場合、誰か具体的な被害者が申し出る必要がある」「知事意見の後、我々はやり直しの要請はしたが知事に抗議すべきだったのではと反省している」などのやり取りがなされた。

 1月21日の知事意見提出まで、アセス審査会は3~4回行われる見通し。前回の傍聴に参加して改めて分かったことは、傍聴席は傍観席ではない、ということ。傍聴席を多くの市民が埋めること、審査会委員に応援の声を挙げること、専門家のプライドをかけた勇気ある意見に賞賛の声を挙げることなどによって、審査会は市民参加の活きた劇場になる。審査会の傍聴はそれを見聞できるだけでも一見の価値がある。

(注1)
普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価方法書に対する知事意見
(注2)
当該事業に係る環境影響評価については、当該事業に係る計画の熟度が上り事業の内容が具体化することに応じて、環境影響評価の項目並びに調査、予測及び評価の手法を適宜見直す必要がある。なお、見直しに当たっては、下記の意見を踏まえて方法書の内容に検討を加え、環境影響評価の項目及び手法を選定し、調査を行う前に、公表等の措置を執る必要がある。
(注3)
杜撰な調査実態及び自衛隊が動員された5月18日の様子については以下の記事を参照されたい。
ジュゴンが暮らす辺野古周辺海域にクギ! ずさんな防衛省の調査~やんばる素描(7)
辺野古の海は“波 高し”

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方法書手続き「再度実施を」 普天間代替・辺野古アセス
年の瀬に沖縄を襲う「暴力の連鎖」辺野古・高江・教科書検定

語り歌ノートvol.23 2008.1.7     館野公一
---もくじ---
■ライブお知らせ
 ☆1月13日(日)西荻窪・サンジャック
  共演 ホルモン鉄道

 ☆2月15日(金)江古田フライイングティーポット
  共演 国分寺エクスペリエンス、うすい免責トリオ

 ☆2月24日(日)西荻サンジャック
  共演 中川龍也

 ☆3月8日(土)谷保かけこみ亭「語り歌の継承 vol.28」
  共演 岡大介

■2007年の20本のライブ
■CD、ギター教室
■今月の歌「フラットピックの物語」
■あとがき
 秋が深まるまで暖かいと思っていたら、瞬く間に真冬状態に突入して新年を迎えました。
 今年もよろしくお願いします。
++++++++++++++++ライブお知らせ++++++++++++++++++

◆1月13日(日)西荻窪・サンジャック
(TEL:03-3335-8787)

★ホルモン鉄道&館野公一
元たま、今はヨーロッパ、中国公演で好評のパスカルズで活躍する石川浩司さん。CD『平和の祈り』を最近発表した大谷
氏さん。おふたりのデュオ、ホルモン鉄道と一緒に演らせてもらいます。サンジャックはとってもゴハンの美味しいビス
トロ、ライブに楽しみがもうひとつ!

7:30pm(6:30pm open)2500円
(ワンドリンクと小さなオードブル付)

◆このライブは予約をおススメします◆

サンジャック予約ページ↓
http://pomkn.cocolog-nifty.com/kikaku/2007/10/horumontateno.html
石川さんサイト↓
http://members.at.infoseek.co.jp/ukyup/

◆2月15日(金)江古田フライイングティーポット
(TEL03-5999-8787)

★The Art of 731…1989年、東京都新宿区戸山町の旧日本軍学校跡地から百体の人骨が発見されました。これらの骨となった人々はどこから来て、なぜ死んだのでしょうか? 戸山人骨問題のパネル展示とライブのコラボ企画です。
出演は、ぼくとおなじみの国分寺エクスペリエンスの2人、うすい免責トリオとなっています。

7:30pm 2000円(ワンドリンク付)
http://www.geocities.jp/flyingteapot1997/about01.html


◆2月24日(日)西荻サンジャック(TEL:03-3335-8787)

★うたうたい達の出会う夜:第四.五夜
昨年11月に続いて、ステキなご飯屋、サンジャックでのライブです。館野公一、中川龍也の語り歌2人旅。春の名のみの風の寒さか、早春の日曜の宵をお楽しみあれ。なんで「四.五夜」なのかって? それは当日MCでね(^_^;)

7:30pm(6:30pm open)2000円
(ワンドリンクと小さなオードブル付) 地図はこちら↓
http://pomkn.cocolog-nifty.com/kikaku/files/map-sj.jpg
中川龍也さんサイト↓
http://www.geocities.jp/ohne_ende2004/


◆3月8日(土)谷保かけこみ亭(TEL042-574-3602)

★語り歌の継承 vol.28…歌でしか伝わらないことを伝えたい。シリーズ語り歌の継承、今回のゲストは岡大介さん(まだ20代これまでで一番若い対バン、当社比?)カンカラ三糸持って、どこへでも行って歌うのは、明治民権演歌、昭和歌謡からフォークソングまで。どんな世界が展開するやら、お楽しみあれ。

7:00pm 1500円(電話・メール予約1300円)メールはこの「語り歌ノート」に返信して下さい↓。
★ライブ中はタバコは外でお願いします★

かけこみ亭↓(南武線・谷保駅北口下車3分 042-574-3602)
http://www.asahi-net.or.jp/~yi7k-ttn/kakekomi/

岡大介さんサイト↓
http://okataisuke.com/

♪今年も春から結構ライブが多い…、どこかで来て下さいね
+++++++++++2007年の20本のライブ++++++++++++

 実は誰にも宣言してなかったけど、07年は月1本のライブをしようと決めていたのです。そうしたら、いろいろなお誘いをいただいて、結局20本のライブとなりました。呼んでくれた人、一緒に弾いてくれた人、お店の人、スタッフの人、もちろん聞きに来てくれた人…、みなさんに感謝です。あなたはどこで聞いてくれたでしょうか?

(1)1月13日(土)「独酔舎マンスリーライ『くらっ・と・ukulele』」、上福岡・曼荼羅 ゲスト:館野公一

(2)3月1日(木)小川町・有機野菜レストラン「わらしべ」ミニトーク:どうなってるの?彩の国資源循環工場
歌と語り:館野公一

(3)3月3日(土)「語り歌の継承 vol.24」谷保・かけこみ亭、ゲスト中川春野『語り歌解剖編』

(4)3月9日(金)「革に刻まれた物語」語り歌の夕べ・早春編、駒込・琉球センターどぅたっち 館野公一、中川龍也

(5)5月3日(祝)「第21回立川憲法集会」立川中央公民館 講演:前田哲男ほか、歌:館野公一

(6)5月11日(金)「革に刻まれた物語」語り歌の夕べ・晩春編、駒込・琉球センターどぅたっち 館野公一、中川龍也

(7)5月20日「やなぎエイド」谷保・かけこみ亭 シバ、よしだよしこ、三丁目ジャグバンド、独酔舎、風丸、とんがらし、ぼ
け丸、館野公一、やなぎ(!)

(8)6月9日(土)「語り歌の継承 vol.25」谷保・かけこみ亭 ゲスト:だるま森+えりこ

(9)6月30日(土)「川田龍平とともに三多摩アクションIN清瀬」、清瀬市民センターホール 歌:中川五郎、館野公一

(10)6月30日(土)早稲田・ジェリージェフ 館野公一、QUILOMBO

(11)9月9日(日)「横田大空まつり」みほり広場公園、出演者多数、力づくバンドとしてマンドリン弾く

(12)9月1日(土)「語り歌の継承 vol.26」 谷保・かけこみ亭 ゲスト:よしだよしこ

(13)10月13日(土)「やなぎLive」谷保・かけこみ亭、ゲスト:館野公一

(14)10月14日(日)「ティータイム・ライブ」国分寺・giee館野公一、国分寺エクスペリエンス

(15)11月3日(祝)「砂川秋まつり」立川・砂川みんなの広場 出演者多数、力づくバンドとしてマンドリン弾く

(16)11月9日(金)「うたうたい達の出会う夜:第四夜」西荻窪・サンジャック 館野公一、中川龍也

(17)11月11日(日)「豊田勇造LIVE」谷保・かけこみ亭 オープニングアクト:館野公一

(18)11月18日(日)「いざ建長寺」コンサートの部、鎌倉・建長寺、盧佳世、山内英正バンド(盧佳世さんのギター伴奏)

(19)12月1日(土)「語り歌の継承 vol.27」谷保・かけこみ亭、ゲスト:さっちゃん

(20)12月15日(土)「館野公一ソロライブ」駒込・琉球センターどぅたっち

 さて、今年は何本のライブになるかな…?
+++++++++++CD、ギター教室++++++++++++

■『語り歌の継承 vol.1』150枚突破
 DU/見えない光の矢/豚のごはん~富士見が丘ストーリー 全4曲 44'12" CD-R 1000円

手焼きで200枚くらい聞いてもらってます。この春くらいまでに、録りためた中から2枚目を作ります。ホントです。

■歌いたい人のためのギター教室

 ギターをうまく弾くというよりも、ギターを道具として弾き、楽しく歌を歌って、気持ちを表現することのアシストをしてい
きます。
 誰でも始めよう、も一度やってみよう…という気持ちであなたもどうぞ
 入会金5,000円、月謝4,000円(月2回)第一・三日曜日 14時会場:スペースF(国立福祉会館ウラ)南武線谷保駅徒歩7分 ご連絡は館野までメールをください>qfh01525@nifty.com

+++++++++++今月の歌++++++++++++

「フラットピックの物語」

今暗いステージの上、まばゆいライトに目もつぶれそう
この歌はもうすぐ終わる エンディングが近づいてくる
いまここでギター弾くぼくは 一体どこの誰なんだ
白いピックが粉を吹いてすり減っていくのが見える

今弾いているこの曲は何の曲、この音は誰が弾いた音
この店も、聞いているお客も、このぼくさえいない
頭の中はもう真っ白 ただ音だけが響いている 
白いフラットピックが粉を吹いてすり減っていくのが見える


行けども行けども一本道 砂漠の只中を走っていく
昨日も今日も、すれ違う一台の車すらない
単調なエンジンの音、ダッシュボードでタバコがゆれる
カリフォルニア州モハーベェ砂漠、この辺りをデスバレーっていうらしい

そんな砂漠のど真ん中 道に一人の男がうずくまってる
車はスローダウン、ウインドウ越しに顔をのぞきこむ
長髪ヒゲ面、砂まみれになってギターケースを抱えている
皮膚はガサガサ、目はうつろ、いったいいつから砂漠にいるのだろう

こいつの顔を俺は知ってる ケンタッキーカーネルズの
凄腕ギタリスト クラレンス・ホワイトじゃないか

古今無双のフレーズの速さ 湧き出るリックは数知れず
フラットピックの早弾きに シンコペからめば誰も手が出ない

そこにいるのは息も絶え絶えの クラレンス・ホワイト
ゼイゼイという息の向うから「街まで連れて行ってくれるか」とかすれた声で頼んでくる

おやすい御用さ、さあ、車に乗って
さぞのども渇いてるだろう
飲むかいと水筒を差し出す俺の手がぴたり止まった

耳元に聴こえてきたのは悪魔のささやき
瀕死のクラレンスにこう言ったのだ
水が飲みたいか? ここに冷たい水がたんとある
でもその前に、君のピックを渡してくれないか
いやただのピックじゃあない
君だけが持ってるあのピックをだ

紙のように白いクラレンスの顔が、さらに青ざめる
い、いや、でも、これは渡せない…このピックだけは…
他のものなら何でもあげるから! このマーチンのHD-28だっていいから

あ、そう、じゃあ、いいよ 次の車が通るのを
待っていたらいいさ
ぼくはこれで失礼するから

「ま、待ってくれ。行かないでくれ」
クラレンス・ホワイトは、びっくりするほど大きな声でぼくを引き止めた
しかたなくごそごそとサイフから1枚のフラットピックを取り出すと
ぼくに手渡した

何の変哲もなさそうなフラットピックだが
これでクラレンス・ホワイトのシンコペーションも
クロスピッキングも思いのままだ

いや、彼はまた、一から練習を始めればいいのだ
ギターの弾き方ならよーくわかってるはずだから
元通りになるまでそれほど時間はかかるまい
ただ、このピックを手放した今
彼は初心者同然になってしまったのだけれどね

それからのぼくはもうバキバキにギターを弾いている
知らないはずのフレーズもどこから湧いてくる
まるでこのフラットピックがフレーズを弾いてるみたいだ
フラットピックがひとりで弾いてるみたいだ

そう、風の便りに聞いたけど あのクラレンス・ホワイト
どうやらライブを再開したけど ある日のライブがはねた後
トランクに楽器を積んでたら 走ってきた車に
時速100マイルではねられて死んでしまったという

ぼくも最近時々 心臓が苦しいような気がする
クラレンスもぼくもこのピックに命を吸い取られてるのかな
でもあんたもギター弾きなら きっとわかるだろ
例え命と引き換えにしてもギターを弾くのはやめられないよね

今暗いステージの上、まばゆいライトに目もつぶれそう
この歌はもうすぐ終わる エンディングが近づいてくる
いまここでギター弾くぼくは 一体どこの誰なんだ
白いピックが粉を吹いてすり減っていくのが見える

今弾いているこの曲は何の曲、この音は誰が弾いた音
この店も、聞いているお客も、このぼくさえいない
頭の中はもう真っ白 ただ音だけが響いている 
白いフラットピックが粉を吹いてすり減っていくのが見える

筋肉からも肺からも 酸素はとっくになくなってしまって
右腕がなんで動いてるかも ぼくにはよくわからない
でも、知ってるんだ、この曲のエンディングにたどり着くまで
ぼやけた頭でじっと考えているのは とにかく弾かなくちゃってことさ

*原型はmixiの日記で書いたもの。「いつ歌になるの」という
リクエストに負けて(笑)、メロが付いて唄になりました。
+++++++++++++++++++あとがき++++++++++++++++++
 2日の朝は国立から素晴らしく雪化粧した富士が見えました。
昨日の夕方は茜色の夕焼けをバックに、見事な影富士でした。
 空間を満たす空気も、山も、どうしようもないほどに、景色
ってキレイなんだと思いました。
 いつも長いメールを読んでくれてありがとうございます。こ
のメールは複数の方にお送りしています。不要の方はお知らせ
ください。
 それでは、ライブでお待ちしています。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
語り歌ノート vol.23 発行 館野公一 qfh01525@nifty.com
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

やんばる東村 高江の現状

ロハスな暮らしの上空に戦争のためのヘリが舞う
のホームページから転載

明日にも工事再開か・・

明日からいや、もう今日ですね。

工事業者も本格的に仕事を始めることでしょう。
 
去年12月25日に工事車両に入られたこともあり、高江は緊張しています。

ひょっとして明日にも工事再開するかもしれないと心配しています。

どうぞ来れる方、よろしくお願いします。

耕  

Posted by 高江イイトコ at 01:29
桜が・・・ 2008年01月07日
新川の奥ふかく、桜の気が一本、早くも花が咲いています。



Posted by 高江イイトコ at 01:26

1月5日(土)
「ジュゴンの家」日誌のホームページから転載
1月4日(金)
2008年
あけました!!

おめでとう!
今年もがんばろう!

1月4日(金)
座りこみ1356日目。

今日は作業はありませんでした。

今日は久しぶりにお日様が出て、あったかーい!!
海上座りこみいかだに使うフェンダーを作ります。
現在いかだの名前も募集中!
スヤスヤ眠るユウキ。
←遊ばれるユウキ







        もっと遊ばれるユウキ→。
篠原さんの愛鶏、コッコ。 大阪の方からコッコのミニ凧が届きました! すご~い良く出来てます!!
3センチくらいの凧にちりめんで出来たコッコが貼ってあります。
米、計画変更応じず 普天間代替 琉球新報(1/5 9:54)

 在日米軍再編の焦点である米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設問題で、ゲーツ米国防長官が昨年11月に初訪米した福田康夫首相に対して「部分修正は全体を壊す」と強調し、地元が沖合への移動を求めるV字形滑走路建設地の計画変更には応じられないとの立場を直接伝えていたことが4日、分かった。複数の日米関係筋が明らかにした。

 福田内閣は昨年10月以降、県側に小幅の沖合移動を受け入れる修正案を示すなど打開の道を模索している。ゲーツ発言は、計画変更が在沖縄海兵隊のグアム移転を含む米軍再編全体の見直しにつながりかねないとみて、2006年5月の日米合意通りの早期移設を求める米側の基本方針を重ねて示し、官邸サイドの柔軟姿勢をけん制した形だ。

 これに対し日本側は「移設に地元理解は不可欠」として、小幅修正による問題決着を引き続き探る構え。

 ゲーツ氏は昨年11月16日(米東部時間)の日米首脳会談後に催された首脳昼食会の席上で発言、首相は「日米で合意した行程表に従って着実に実施する」と応じ、ブッシュ大統領も賛同したという。

 普天間問題をめぐっては、仲井真弘多知事らがV字形滑走路建設地を沖合に移動するよう主張、政府との交渉は平行線をたどっていたが、首相は訪米を控えた昨年11月7日、官邸主導で解決を図ろうと地元との協議会を約10カ月ぶりに再開した。

 この時期にちょうど来日していたゲーツ氏は翌8日の町村信孝官房長官との会談でも同じ文言で日米合意の順守を強く要求した。


新作ビデオ

1986年2/15第2波ストライキ

動労千葉を支援する会のホームページから転載

2008闘春
08年を組織拡大の年に

 あけましておめでとうございます。
 07年は動労千葉にとって、新たな前進への土台を築いた年であった。最高の団結力を発揮して、館山運転区・木更津支区廃止反対闘争から、勝浦市議選・御宿町議選、11・4労働者集会に至る闘いの勝利をかちとり、何よりも2人の新しい仲間を迎えて、組織拡大への突破口を切り開いた。

 とくに、闘いの前進と「俺たちは鉄路に生きる3」の発行等を通して、動労千葉が築き上げてきたものの大きさを組合員全体が再確認することができたことは、決定的に大きな意味をもつものだった。
 一方、07年は闘いの大きな前進を切り開いたがゆえに、組織拡大なしにはこれ以上一歩の前進することができないということが一点の曇りもなく明確になった年でもあった。われわれの課題は鮮明だ。08年の最大の課題は組織拡大に向け、全組合員の総決起を実現することである。

労働組合が時代の最前線へ!
 われわれをとりまく情勢はこれまで経験したことがない大激動の渦中に入っている。参院選での惨敗というかたちをとって1955年以来の自民党支配が崩壊しようとしている。サブプライムローンの焦付を発端として世界中の金融機関を揺るがしている事態は、帝国主義の支配が最末期的な危機に入ったことを示している。そして「貧困と格差」の強制に対し、全世界で労働者の大反乱が始まっている。08年は、もはや世界的な規模での金融恐慌が避けられない情勢である。労働者の団結した力を時代の最前線に登場させなければならないときがやってきたのだ。

崩れ落ちるJR民営化体制
 JRをめぐっても、ついにJR東日本と東労組の結託体制が崩壊し、職場では20年間にわたる民営化体制の大再編が始まっている。今起きていることは未だ第一幕に過ぎない。08年、革マル結託体制の崩壊がさらに決定的な段階まで突き進むことは間違いない。背景にあるのはJR民営化体制の矛盾の爆発的な噴出である。尼崎事故が衝撃的に突き出した安全の崩壊、もはや鉄道がまともに動かなくなる寸前と言っても過言ではない技術継承の崩壊や要員問題のパンク等、民営化と外注化で暴走してきたこれまでの政策が崩れ落ちようとしている。

1047名闘争の正念場!
 だがその一方で、この時に、国鉄分割・民営化攻撃と闘い続けてきた1047名闘争の主体的危機が生みだされている。何のために今日まで闘ってきたのかを忘れ、解雇撤回を取り下げ、動労千葉を排除して、ただひたすら政府に頭を垂れて「解決」を願いでようというのだ。社会全体に怒りの声が満ち、1047名が、労働運動の再生に向けていよいよ力を発揮しようとしているまさにその時に、情勢の困難さに負けて展望を見失い、自らその可能性を放棄しようとしているのである。

 問われているのは、団結した労働者の力こそが社会を変革し、歴史をつくる力だという、ただその一点に依拠して闘いぬくことだ。この時代に求められていることは、原則を曲げずに労働者の階級的団結を組織することである。

自らの変革をかけ組織拡大へ
 動労千葉の闘いが全世界から注目を集めている。全世界の労働者にとって、民営化攻撃といかに闘うのかがまさに今現在の問題となっているからだ。この間の国際連帯闘争の発展は、動労千葉の闘いが世界に通用するものだったことを証明した。

 そして今、未来と希望を奪われた青年労働者たちが職場から怒りの声をあげ、次々に労働組合を結成した闘いに立ち上がり初めている。時代は変わろうとしている。今こそこれまで築きあげてきた力を爆発的に発揮しなければならない。

 何よりも、自らの殻を破って組織拡大闘争に総決起することだ。これは日本の労働運動の歴史の中で誰もなし得なかった課題だ。しかしそれを実現した時にわれわれの闘いは予想もつかな大きなインパクトをもつことになる。JR全体に大きな衝撃と影響力を与えることはもとより、真の意味で動労千葉が労働運動再生への旗手となることは間違いない。今の情勢の中で、組織拡大の実現はとてつもない可能性を秘めた闘いとなっている。

組織拡大春闘に総決起しよう!
 08春闘への総決起体制を確立しよう。08春闘は、組織拡大春闘であり、反合・運転保安春闘だ。福田政権はボロボロになりながら、残された唯一の道として改憲と戦争に突き進もうとしている。改憲・戦争-民営化・労組破壊攻撃と対決し08年を動労千葉の新たな飛躍の年としよう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

●1・13新年デモ・旗開きへ

――発着枠拡大攻撃を労農連帯の力で打ち破ろう

明けましておめでとうございます。正念場の激闘の年、2008年をともに前進しよう
飛行回数1・5倍化攻撃の中で、誘導路を「へ」の字に曲げている市東さんの畑と現闘本部の存在は、空港会社の破たん性を満天下に示している
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■2008年が明けました。今年もよろしくお願い申し上げます。今年は三里塚闘争にとって、2007年以上に正念場の年になります。昨年末(12月26日)に、空港会社から成田空港発着枠を年間20万回から30万回に1・5倍化する、との方針が発表され、「暫定滑走路の3500メートル化」攻撃と一体となって、反対同盟破壊・三里塚闘争つぶしに出てくることが明白となったからです。
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やんばる東村 高江の現状

ロハスな暮らしの上空に戦争のためのヘリが舞う
のホームページから転載

反対同盟のブログから転載

動労千葉を支援する会のホームページから転載
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2008年日誌
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