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2008年日誌


7月5日(土)
洞爺湖サミット粉砕7・6労働者集会
呼びかけ/国鉄千葉動力車労働組合 主催/集会実行委員会  ホームページ
サッポロ・ファクトリーで疲れを癒す
ジンギスカン4種盛り
ハモン・セラーノ
ゴマミソラーメン。半分盛り

7月6日(日)
大通り公園で街宣
 G8サミットに反対するために来日していた民主労総の組合員のうち、4人の組合員が入国をストップされて入管に抑留され、一人が「転び公妨」で逮捕されている。来日した組合員は仲間の即時釈放を求めて札幌市内の大通り公園で座り込み抗議行動を展開している。デモを終えた田中委員長を先頭とする動労千葉の組合員は、座り込み闘争現場を訪れて民主労総組合員を激励。固い握手を交わした
今日も一日、お疲れ様

7月7日(月)
7時半、北海道庁へ。1万人の道庁労働者にビラいれ
職場と街頭に渦巻く怒りを総結集し、洞爺湖サミツトを粉砕しよう
北海道労働組合交流センター
 資本主義は終わりを迎えています。全世界でストライキ、食糧暴動が激発しています。アメリカではイラクの労働者と団結した労働者の戦争協力拒否の闘いが始まりました。欧州各国はストの波で覆われ、韓国では百万人のデモが起きています。世界戦争か世界革命かが問われています。全世界の労働者階級・被抑圧人民の連帯を拡大し北海道洞爺湖サミットを粉砕しよう!
 6日、地元・北海道をはじめ、動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)など全国から結集した260人の労働者・学生の力で、戒厳体制を打ち破って札幌市内での戦闘的デモをかちとりました。私たちは、サミット参加国に資本主義体制の枠内での改良をお願いすのではなく、社会の主人公である労働者階級の団結を拡大し、革命をやるぞと高らかに宣言しました。
労働者・学生の実力デモが厳戒態勢を打ち破った!
動労千葉が呼ぴかけた東京での6・29全国労働者総決起集会」には、職場闘争を闘っている労働者を中心として全国から2千人を超える仲間が集まりました。堅いスクラムを組んで機動隊の阻止線をぷち破って、渋谷を解放区にする戦闘的デモをやりぬきました。国家権力は8名の労働者・学生を不当逮捕しましたが、デモ隊は最後まで機動隊を押しまくりました。

 福田政権は、サミット警備を口実にして労働者人民の闘いを押しつぷそうとしてきました。5月、法政大学では39人もの学生を不当逮捕したのです。だが、獄中で闘う学生たちと団結し、全国の労働者・学生が起ち上がりました。サミット戒厳体制は「主戦場」(警視庁)の首都・東京で打ち破られました。

 この闘いを引き継いで、北海道現地での闘いがかちとられたのです。
全世界でプロレタリア世界革命の芽が急成長している
 世界金融恐慌が始まっています。サブプライムローン問題の本当の爆発はこれからです。世界経済の崩壊は世界戦争への道であり、同時に全世界の労働者階級の力で世界革命を達成する好機の到来でもあります。

 終わりを悟った帝国主義各国は、戦争と民営化、規制緩和と労働組合破壊の攻撃を繰り返してきました。
 これが新自由主義です。今や、それさえも破産しているのです。2千万人の非正規雇用を生み出した日本の資本主義が直面しているのが、「秋葉原情勢」とも言うべき事態にほかなりません。革命をやることによってしか生きられない2千万人の労働者が存在しているのです。その大半は青年なのです。
      
 こうした事態を招いた一切の責任は資本家たちの側にあります。労働者の首を切るということは死ねということです。毎年3万人台の自殺者が続いていますが、その多くが生活の道を絶たれた労働者です。

 就労していても過労死と隣りあわせ、定年まで働いても後期高齢者制度で死期が早められます。年金と医療も生かす制度ではなく殺す制度に変りました。他方、トヨタの役員報酬は1億2200万円! こんな資本家たちに社会の運営を任せておけません。労働者階級こそ社会の主人公です。人民を生かしておくことができないなら、労働者階級が権力を握ろう!

 ガソリンが1リットル200円になって経済も生活も成り立つでしょうか。労働者階級・人民の怒りは沸点に達し、爆発寸前です。それを封じ込めている最後の安全弁が、資本や当局に一体化した労働組合幹部です。彼らは皆、資本主義の枠内で問題が解決できると言っていますが、それは真っ赤な嘘です。
動労千葉のように闘って革命を起こそう
 日本での新自由主義攻撃の突破口が87年の国鉄分割・民営化でした。そのため鉄道の安全は崩壊し、05年尼崎事故が起きました。国鉄の赤字=国民負担はかえって増大しました。国鉄改革は大失敗に終わったのです。

 分割・民営化に対して2波のストを敢行した動労千葉が今も意気軒昂と闘い抜いていることに、それは示されています。国鉄労働運動の解体が国鉄改革の最大の目的だったからです。

 動労千葉の闘いは毎年、東京で開催される11月労働者集会を軸に、韓国民主労総ソウル地域本部やアメリカのILWUを始めとする闘う労働者との国際連帯に発展しています。
    
 新自由主義は資本主義―帝国主義の生命が枯れ果てたからこそ登楊しました。その本質は労働者階級の団結の破壊です。労働者階級が国境を越えて団結したならば資本主義・帝国主義は持ちこたえられません。

 絶対反対を実践してきた動労千葉は、労働組合の団結を守り抜くことができました。国鉄攻撃の尖兵になった旧動労革マル(現JR総運)は論外としても、20年闘ってきた国労が解雇撤回の旗を降ろし、御用組合への道を転落しようとしています。今、本当に必要なのは隣の労働者を信じ、職場の団結を発展させる新たな運動です。

 動労千葉が示したように階級的団結は、絶対反対の職場闘争から成長していきます。1時間ストを打ち抜いた北教組、タクシー労働者とともに絶対反対の職場闘争を闘いましょう。その先頭に北海道の労働者こそが起とうではありませんか。

 日本の帝国主義者はサミットを、なぜ沖縄や北海道で開くのでしょうか。戦争と民営化、規制緩和と労組破壊の攻撃の焦点が沖縄と北海道だからです。開発局の廃止は北海道の切り捨てです。この時期に廃止が取りざたされているのは、偶然ではありません。

 帝国主義者は、労働者の団結した力が解体されずに存在している国鉄・教労・自治体・郵政の4大産別を軸とする労働運動を解体したいのです。この4大産別の労働者こそが、戒厳体制を打ち破って、サミット反対の声をとどろかせましょう。革命の主力の中の主力である青年労働者・学生こそが起ち上がろう!

 地方の大半を夕張化していく福田政権と対決し、動労千葉のように職揚闘争から地域全体へ、世界へ労働者階級の巨大な団結をつくり出していきましょう。
サミット粉砕の闘いから11月労働者集会の万余の結集をきりひらこう
 新自由主義攻撃の開始とともに始まったのがサミットでした。危機に立つ各国が、いかにして世界の労働者階級を分断し、労働者階級と被抑圧民族を分断するのかをめぐって談合を繰り返してきたのです。

 環境問題、資源問題、食糧問題、アフリカ問題…全部が資本主義―帝国主義が生み出した問題ですから、彼らには絶対解決できません。彼らにできることは、もう世界戦争しかないのです。すべての問題は世界の労働者階級が彼らを打倒し、社会の生産を握ることによってのみ解決していけるのです。

 今回のサミットは、新自由主義攻撃が破産し、全世界で労働者階級人民の闘いが爆発している中で開催されます。全世界の労働者階級との団結を拡大し、サミット粉砕の闘いから、国際連帯の大飛躍のかかった11・2労働者集会に万余の結集を実現しようではありませんか!  (7月7日) 
当然のことながら、「街」の職員の目的は、札幌の作業所見学・交流です
←大通り公園の地下にある作業所の
ショップの見学。

「街」で取っている「アトリエ・リヒト」の
ダシパックの制作過程  →
「アトリエ・リヒト」では、ダシパックと絵を描く作業所です
夕食は札幌ラーメン共和国で

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