だ    ん      け    つ
ほとんど借り物の文章でつくっているビラです。
無断借用、失礼します  

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5月15日(木)

   だ    ん      け    つ
2008年5月15日
bU
福祉労働者連帯ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
世界の労働者は
生きるための反撃を開始した !!

動労千葉がライフサイクル阻止へ総決起集会
動労千葉は5月8日、千葉市民会館で「ライフサイクル粉砕! 5・8動労千葉総決起集会」を開催した。約180人の組合員、支援が集まった。JR東日本当局が画策している「ライフサイクル深度化」(青年労働者の駅への強制配転)の6月1日実施を粉砕するための闘争突入宣言が意気高く発せられた。 あいさつに立った田中康宏委員長は「昨年動労千葉に加入した平成採の仲間の強制異動を阻止し、ライフサイクルの制度そのものをぶっつぶそう」と、ストライキを構えて徹底的に闘う方針を提起。当該の青年労働者の鮮明な決意表明に続き、そして各支部代表から「"一人はみんなのために、みんなは一人のために"という動労千葉の本領を発揮して闘おう!」など熱気あふれる発言が続いた。
スウェーデンで医療労働者のストが拡大
ストに決起したデンマークの労働者
(首都コペンハーゲンの集会)
スウェーデンのルレオ(フィンランド国境に
ほど近い北部の町)でのデモの様子。
「民営化反対、右寄りの政治反対」の
横断幕を掲げている
デンマークでは、4月16日以来10万人を超える看護師と医療労働者が賃上げを要求してストライキに入り、5月に入っても闘いは続いている。スウェーデンでは、デンマークに続き4月21日以来、県の病院や市の医療部門で働く3500人の看護師・医療労働者が、雇い主である県・市が所属するスウェーデン地方自治体連盟にたいして、やはり賃上げを要求してストに入った。このストに5月5日新たに4300人が加わり、スト参加の労働者は大きく7000人を超えるにいたっている。 デンマークでもスウェーデンでも、看護・医療ストはメーデーのメインテーマとなった。今回メーデーの写真が 手に入ったので紹介します。(YTK)

労働者の団結こそが  世の中を変える!
 7月から北海道の洞爺湖(とうやこ)で、「G8サミット」=強盗8国による会議がはじまります。これは、支配者たちがどのようにして世界の富を奪い合うか、世界の労働者を搾取しあうかを話し合う会議です。テーマは「環境」「戦争」「アフリカ問題」?ふざけるなっちゅうねん!! 環境を破壊しつくしてきたのも、戦争で人々を虐殺し続けてるのも、世界中を植民地にして勝手に国境引いて、いまだに軍事力背景に経済侵略してるのも、すべて強盗8国おまえらの仕業やろうが!!おまえらが必死に延命させてる資本主義そのものやろうが!G8サミットなんか、粉砕やぁ〜!

動労千葉を支援する会ニュース 2008/5/7 から転載

5月14日(水)
5号ビラ

   だ    ん      け    つ
2008年5月14日
bT
福祉労働者連帯ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
世界の労働者は
生きるための反撃を開始した !!
 各国の資本主義は、自らの延命のためになんでもやります。国内においても大量解雇・リストラ、さらに2000万非正規職労働者を生み出し、なお広げようとしています。すでに労働者を喰わしていくだけの力を喪失しているのです。しかし、だからと言って、自壊しないのが資本主義なのです。資本主義を崩壊させる力がどこかに存在しなければ、労働者は徹底して賃金奴隷で甘んじるか、さもなくば生きる事すら放棄しなければならないような状態に追い立てられます

世界の労働者・労働組合が実力闘争、ストライキ闘争で反撃を開始しています。
国内においても労働者の本物の団結で組織した労働組合が立ち上がっています。
労働者は確かに一人では何もできないかも知れませんが、本物の団結が作られれば資本家の墓堀人にもなれるということです。

 元来、労働者がいなければ工場は動かない。すし屋ですしが食べれない。電車は動かない。
ガスも水道も電話も、医療・福祉は誰がうごかしているんだ!つまり社会を動かしているのは労働者であるということに確信を持つべきです。私たちこそが社会の主人公なんだということに、自信を持ちましょう。
スカンディナヴィアで拡大する医療労働者のストライキ
sweden080421.jpg 「福祉国家」と言われてきたスカンディナヴィア諸国で、いま医療・福祉労働者たちが次々とストライキに起ちあがっている。4月16日に始まったデンマークの看護師たちの無期限ストは、5月になっても、さらに広がって10万人にまで達し全国規模で打ち抜かれている。スウェーデンでも、看護師を先頭に3500人の福祉労働者が4月21日からストライキに突入し、5月5日にはさらに3500人が加わる予定だ。

デンマークでは最大労組のFOAが主導し、総動員で勝利までストライキを貫徹すると言っている。一方、スウェーデンの闘いは体制内労働運動の組合幹部に反旗を翻して、ランク&ファイルの労働者たちが「賃金反乱2008」と称して草の根運動的に広げていった。「団結の力で闘うって、私たちは決めた。だから、誰にも私たちの団結は崩せない」――何度もリフレインされる労働歌の中、闘いは続いている。
 医療・福祉労働者のストライキが長期化することでさまざまな問題が起きてきてはいるが、依然として民衆の支持は厚い。スウェーデンでは国民の85%がこのストライキを支持している。(Elias)
写真=スウェーデンの首都ストックホルム南部のカロリンスカ大学でのスト(4月21日)。生理学科・麻酔科・救急科などのプラカードが見える。
労働者の団結こそが  世の中を変える!
 7月から北海道の洞爺湖(とうやこ)で、「G8サミット」=強盗8国による会議がはじまります。これは、支配者たちがどのようにして世界の富を奪い合うか、世界の労働者を搾取しあうかを話し合う会議です。テーマは「環境」「戦争」「アフリカ問題」?ふざけるなっちゅうねん!! 環境を破壊しつくしてきたのも、戦争で人々を虐殺し続けてるのも、世界中を植民地にして勝手に国境引いて、いまだに軍事力背景に経済侵略してるのも、すべて強盗8国おまえらの仕業やろうが!!おまえらが必死に延命させてる資本主義そのものやろうが!G8サミットなんか、粉砕やぁ〜!

5月13日(火)
今日は台風2号が接近中。小雨が降っていて寒〜い! けど受け取りはまぁまぁ。
「街」分会 「労働者は一つ・資本とは非和解・団結しよう・洞爺湖サミット粉砕」、連続ビラ・第4弾!
夕方のビラまき

「街」分会 「労働者は一つ・資本とは非和解・団結しよう・洞爺湖サミット粉砕」、連続ビラ・第4弾!

   だ    ん      け    つ
2008年5月13日
bS
福祉労働者連帯ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
 労働者の団結こそが  世の中を変える!  
「労働者はひとつ」 「資本とは非和解」を貫き団結作ろう

 「聖職者」論と対決して団結を奪い返す

 私たち医療福祉労働者は、資本主義社会であくどく搾取されて資本家を肥え太らすための労働を強いられている賃金奴隷にほかなりません。だからこそ、資本主義社会への根源的怒りを持ち、階級的に団結する存在なのです。

 これまで医療福祉現場では、私たち医療福祉労働者が賃金奴隷であり資本と非和解の関係なのだということを押し隠すための考え方が、多かれ少なかれ当たり前のように労働者を支配してきました。

 しかし、この考え方で労働者をしばり続けてきたのは、もっぱら資本家と体制内労働運動です。体制内労働運動やプチブル的民主化運動、人権運動に労働者をからめとる運動は、医療福祉労働を“患者の命と人権を守る” “弱者を救う”「聖職」「特別な任務」と言ってきました。医療福祉労働者が「労働力商品」である事実を覆い隠し、団結して賃金奴隷の鎖を引きちぎる闘いから意識的に逃亡する言い訳にし、「ストは患者の人権を侵害する」といううそで労働者の決起を抑え付けてきたのです。そのうそをごまかすために要求実現(モノ)の積み重ねの先によりよい資本主義が待っているかのような幻想を振りまいてきました。

 医療福祉現場で労働運動を実践する時、このようなさまざまな考え方と折り合いをつけずに格闘しなければなりません。それこそが真にわれわれを階級的に育て、体制内労働運動を食い破り、職場支配権をうち立てる団結をつくる闘いです。

2008年5月13日
bS 裏面
動労千葉を支援する会ニュース 2008/5/7 から転載

5月9日(金)
福祉労働者連帯ユニオン「街」分会 連続ビラ・3日目・第3号 毎回、内容を代えてます。朝は30分、夕方15分

   だ    ん      け    つ
2008年5月9日
bR
福祉労働者連帯ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
全世界で労働者のストライキが激突!
世界の労働者の闘いの先頭に
日韓米の闘う労働組合が立っている
 韓国では、労働そうぎの圧殺をさいだいかだいとして登場したイミョンバク(李明博)新政権との一台激突が始まっています。今年9月から戦闘警察に代わって警察官で構成された逮捕専門担当部隊を新設・配置してデモ現場の不法行為には民事損害(仮差し押さえ)、即決審判(拘留)など例外のない司法処置を加える、という方針をうちだしました。

 3月11日には、コスコム非正規労働者の座り込みを大量の警官隊が襲撃し(7中隊700人と150人あまりの用役職員)、殴る蹴るの暴行を加えて強制排除しました。19日には政府が「不法集団行動の根絶」をかかげました。民主労総へのこの宣戦布告に対して、ソウル地域本部を始めとする闘う労働者はこれを、労働者の団結に対する
敵の恐怖の現われとして真っ向から対決して闘いぬいている。

ソウルで米牛肉輸入解放に反対する数万人の市民集会

 アメリカとの牛肉交渉無効化を要求するインターネットサイト内での論議がインターネット空間を越え、集会となって街に躍り出た。5月2日午後7時からチョンゲ広場など数カ所で「ローソク文化祭」を開いた。集会参加者は午後10時頃には2万余名にふくれあがった。学生服を着た中、高校生を含む様々が年代の参加者でチョンゲチョン一帯が埋められた。

 イミョンバク政府のアメリカ産牛肉輸入全面解放に怒る市民の声はイミョンバク政府の政策全般に対する反対に拡大している。集会に参加した市民はアメリカ産牛肉反対だけではなく医療民営化反対,大運河反対のスローガンを叫び,韓米FTA反対を叫び,イミョンバク政権を弾劾した。
 集会の成功に感動した参加者たちは、5月3日も続けて集会をやろうと提起し、次の日も、数万人がチョンゲ広場の集会に結集した。
写真=3日の集会

もう資本主義はおしまいだ。
お前らができないのなら俺達が代わってやる。
新しい社会を作ろう!
ソウル・ワーカーズ・ライブのお知らせ
5月10日(土)   19:00〜
  武蔵関駅北口駅前  リサイクルショップ街にて
      ライブチャージ無料
出演:カールときた、えびのから、ヨッシーとジュゴンの家

2008年5月9日
bR 裏面
映画「今夜、列車は走る」を観て 広沢こう志 動労千葉を支援する会ニュース 2008/5/7 から転載
 アルゼンチン映画「今夜、列車は走る」を観た。国鉄民営化を取り上げた作品だということで薦められたからだ。

 しかしその内容は、期待していたものとはまったく違った。目本にも「国労冬物語」という映画があったが、こちらのほうは「真冬物語」とでも言うべき内容だった。闘わずに解雇された労働者が、いかに悲惨な人生を強制されるかを絶望的に描いている。

 1990年代のアルゼンチン。一人の鉄道労働者が自殺した。なぜか。検修工場の場面。民営化により、自分たちの働く地方路線が、儲からないことを理由に切り捨てられる。断固闘うか、補償金をもらうために「自主退職」するか。新任の労組委員長アントニオが、現実路線として自主退職を主張する。反対意見や不安の声が次々と出される。しかし給料遅配に苦しむ労働者たちが次々と自主退職書に署名をしてゆく。

 自殺した労働者は、「闘っても運命は変えられない」と絶望した前委員長アンヘルだった。路頭に放り出された労働者たちを襲う現実は過酷だ。病気で寝たきりの子供の治療費が出せなくなるダュエル。働き口がなく、自宅立ち退きを迫られる中、水漏れ修理のために自宅天井の水道管を一日中掘り続けるカルロス、オンポロ泊家用車でタクシー会社に登録するアテ
ィリオ、サンドイッチマンをするゴメス。そして家族の不安・・・。その一方で、豪邸に住む労組委員長アントニオ。

 困窮したゴメスは、ついにスーパーマーケットの強盗に手を染める。そしてそのゴメスと銃で対峙するのが、ガードマンとしてそのスーパに就職したダュエルだった。


 一方、自主退職に断固反対し検修工場に住み続けていたブラウリオは工場で衰弱死する。
 強盗に入ったゴメスは、結局警察に狙撃される。ゴメスを抱きぼう然とするダュエル。テレビには、ニュース番組に出演し今回の事件の背景を訴えるカルロスの姿が流れる。

 それぞれ仲間への思いは切ないほど伝わるが、それは組合の団結とはいえない。
 とはいえ、「希望」は描かれる。だがそれは、未来を象徴する子供たちの中に見いだされるのであって、いま現在ここに存在する鉄道労働者自身の中に見いだされるのではなかった。

 自殺した元労組委員長の息子とその友達が、「僕たちにも今できることがあるはずだ」と、雨の中を工場へと駆ける。放置されていた気動車を修理し運転席に乗り込み、外へ。

 警察隊が包囲するスーパーのすぐ横をゆっくりと進む気動車。その胴体には「鉄道は私たちのものだ」と書かれた横断幕。

 やがて気動車が暗いトンネルを抜けると、そこには「未来の希望」を象徴するまばゆい光が…
 *  *  *
 人間への希望は描いているが、労働者への絶望を組織している、と言ったら言いすぎだろうか。しかしこれがアルゼンチンで起こった現実であるならば、それは直視する必要があるかもしれない。

 決してつまらない作品ではなかったし、カメラワークもすばらしかったので、観ないほうがいいとまでは言わないが、もし多忙な時間を割いてこの映画を観に行くのなら、むしろ「動労千葉を支援する会」サイトの動画を見てほしい。未来ではなく、いま現在ここにいる労働者の、その団結した闘いの姿が、事実そのものの映像をもって描き出されている。

 解雇後の現実という点では、動労千葉の解雇者も、様々な仕事に就き、その中で過労や病気でたおれていった人もいる。しかし、固く団結した動労千葉に絶望はない。

 われわれは、アルゼンチンの労働者に連帯の思いを寄せるがゆえに、自らの団結と闘いの中にこそ希望を求める。
(ニコラス・トウオッツオ監督/2004年)

   だ    ん      け    つ
2008年5月8日
bQ
福祉労働者連帯ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
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イラク反戦5周年で青年労働者を先頭に渋谷をデモ
    労働者の団結こそが  世の中を変える!
 メーデー、西海岸の貨物取り扱いは、全一日の反戦行動によって停止した。26,000人の港湾労働者は、木曜の朝、職場を離脱し、ロングビーチからシアトルまで、貨物船は港を去り、トラック運転士たちは港でアイドリングとなった。

 ILWUはイラク戦争に反対して8時間ストライキを宣言していた。ILWUは、シアトル、タコマを含むアメリカ西海岸の全ての港湾の職場支配権を握っているので、このストライキは、労働者がその行使すると決断した時の団結力の大きさを誇示するものとなる。ILWUは、イラク・アフガニスタン戦争に湯水のように金を注ぎ続ける民主、共和両党に抗議して、全西海岸港を封鎖する反戦決議を上げていた。

 S シアトルのILWUローカル19は湾外沿いに反戦デモを展開することを決議した。デモのビラは、「平和ないところに、労働なし」と訴えた。集会は戦争の停止を呼びかけ、労働者の闘いの素晴らしさを際立たせた。

 発言者の1人は、この西海岸ストライキを支持するイラクの港湾労働者からのメッセージを読み上げた。タコマでは、労働者の権利擁護団体である「America in Solidarity」が、労働者家族にイラク戦争がどのような影響を及ぼしているかに焦点を当てた企画を、今夕主催する。このイベントは、ワシントン州歴史博物館で7:00PMに始まり、徹夜のろうそく祈念に引き継がれる。


5月8日(木)
福祉労働者連帯ユニオン
「街」分会
 連続ビラ・2日目
第2号ビラ

5月7日(水)
福祉労働者連帯ユニオン


「街」分会


 連続ビラ・スタート

   だ    ん      け    つ
2008年5月7日
bP
福祉労働者連帯ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
イラク反戦5周年で青年労働者を先頭に渋谷をデモ ドイツでは公務員労働者が大規模なストを闘っている
    労働者の団結こそが  世の中を変える!
 戦争と貧困を労働者に強制する福田政権への回答はこれだ。私たちは中途半端なモノ取り闘争はしない。要求は賃金奴隷の鎖を引きちぎって団結することであり、全世界中の労働者と団結です。

 資本主義社会は、働かない者=資本家が肥え太り、働く者=労働者がますますヤセ細っていく転倒した社会です。資本家に怒りを持ちながらも、一人ひとりが分断され、団結を破壊されて、「一人が闘っても勝てない」と、思い込まされている限りにおいて、資本主義社会は成り立っているのです。
 
 労働者は、みんな生活があるから、より多くの賃金を求めます。それを求めないと労働者をやめることになる。ここが最大の泣き所です。資本家は、インチキな「賃金制度」を、「一生懸命に働けば、働いただけの賃金をあげますよ」というウソの仕組みを作っています。

 でも本当は違います。賃金とは、資本が労働者をただ働きさせる・搾取(さくしゅ)のシステムです。資本が肥え太り、労働者が「ただ働き」でヤセ細っていくことを、覆い隠す巧妙なシステムなのです。賃金とは、資本による労働者や労働組合を団結させないようにする攻撃です。数百年にわたって資本は、賃金によって労働者を分断してきました。なぜなら、資本主義社会とは、労働者が団結して立ち上がったら、ひっくり返ってしまうような嘘っぱちの社会でしかないからです。

   労働者は団結することによって、資本家をうち負かすことができる。
 新自由主義政策って、知っていますか? レーガン、サッチャー、中曽根によって推進された新自由主義政策は、「市場原理こそ万能」というイデオロギーで民営化・規制緩和を強行し、資本の搾取の自由を狙ったものでした。とくに新自由主義政策は、労働組合に対する徹底した攻撃をしました。1981年のレーガンによる航空管制官組合への攻撃、サッチャーによる84〜85年の1年間におよぶ英・炭労ストライキへの攻撃、そして日本における1987年の国鉄分割・民営化と国鉄労働運動解体攻撃は、全世界の労働者の命運を決する攻防戦でした。その後、わずか10年余りの間にどのような現実が労働者を襲ったのか。全世界の就業人口の30%が飢餓か失業に追い込まれ、アメリカではフルタイム労働者の5分の1が貧困水準以下の生活を強制されました。

 国鉄分割・民営化攻撃は、今日に至る労働者への激しい民営化・規制緩和―労組破壊・非正規職化攻撃の原型となったが、なぜ動労千葉だけが唯一、民営化攻撃と闘い抜き、勝利できたのでしょうか?
 
 ひと言で言えば、労働運動の原則を守り抜く闘いを徹底して貫いてきたからです。労働者の持つ力と可能性を自覚し、誇りと団結を取り戻すことです。『団結した労働者の力こそが社会を変革し、歴史をつくる力だ』という、一点にこだわり抜いて闘いてきたからです。

 11月労働者集会に米代表団を組織しているスティーブ・ゼルツァー氏は動労千葉の闘いを、「民営化、新自由主義政策に立ち向かい、団結を守り抜いた国際的に希有(けう)な闘い」と評価し、「その生きた経験こそが全世界の労働者に今何よりも求められているものだ」と訴えている。

 新自由主義政策とは、後のない帝国主義の危機の産物であると同時に、それ自身が最末期帝国主義というべき現実を生み出しています。サブプライムローン危機こそ、資本主義が行き着いたなれの果てです。

 労働者を食わせていけない資本家は、お前たちのやり方が悪いんだから、俺たちが交代してやる。労働者の団結でぶったおす。労働者に権力をよこせ。

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